ロングエコー年間グラフ

国内において安定的に観測されている観測データを用いて,1日あたりのングエコー数を算出し,グラフ化しています.
(グラフをクリックすると別ウィンドウに拡大されます)

2023年と過去5年間平均値との比較

2023年のロングエコー数と過去5年間平均値

Long Echo Graph in this year
※棒グラフ:2023年のロングエコー数.折れ線:過去5年平均.
※縦軸:個/day,横軸:日付(JST)

2023年のロングエコー数と過去5年間平均値との差分

Long Echo Graph in this year
※差分=(2023年のロングエコー数)-(過去5年平均).
※プラスは過去平均よりも多く,マイナスが過去平均よりも少ない.
※縦軸:個/day,横軸:日付(JST)

過去のロングエコー年間グラフ

2023年:

みずがめ座ηとしし座流星群の頃のロングエコーが多めLong Echo Graph in 2023

2022年:

みずがめ座η流星群は若干多い.10月後半~11月中旬はおうし座流星群の影響か例年より多めで推移Long Echo Graph in 2022

2021年

しぶんぎが元気ナシ.Long Echo Graph in 2021

2020年

年間ロングエコー数は604個.しぶんぎ群はしっかり.他の主要群は例年より少なめLong Echo Graph in 2020

2019年

年間ロングエコー数は665個.しぶんぎ座流星群のロングエコー数が多めLong Echo Graph in 2019

2018年

年間ロングエコー数は591個.しぶんぎ群は少なめ.しし群の時期も目立つLong Echo Graph in 2018

2017年

年間ロングエコー数は659個.ペルセウスは前年より少なめLong Echo Graph in 2016

2016年

年間ロングエコー数は668個.しぶんぎ群はハッキリ.オリオン、しし、ふたごの存在感もあり.ペルセウスは13日が突出Long Echo Graph in 2015

2015年

年間ロングエコー数は685個.際立った特徴はないが,オリオンはハッキリ.Long Echo Graph in 2014

2014年

年間ロングエコー数は662個.6月昼間群の頃のロングエコーがハッキリと見えるLong Echo Graph in 2014

2013年

年間ロングエコー数は775個.みずがめ座η流星群のロングエコー数が大出現.例年の4倍近いLong Echo Graph in 2013

2012年

年間ロングエコー数は838個.みずがめ座η流星群は例年の2倍近い.しぶんぎもハッキリ.Long Echo Graph in 2012

2011年

年間ロングエコー数は684個.際立った特徴はないLong Echo Graph in 2011

2010年

年間ロングエコー数は713個.オリオン座流星群は多めLong Echo Graph in 2010

計算方法

ロングエコーの集計方法については,現時点で確立しているものはないため,現時点では以下の通り算出しています.

前提

  • データソースは国内で安定的に観測されている観測データのみを使用しています(およそ10データ).
  • 各データの1日あたりのロングエコー数を算出しています.(ただし,欠測時間帯の補正はしていません)
  • 各データの年間ロングエコー数を求める際,欠測日がある場合は,1年あたりに補正しています(長期間欠測の場合は使用データから除外).
  • 全データを平均し,その年の年間ロングエコー数としています.

計算式:

  • 各データについてNdを算出(Ndaily=(Nobs/Ntotal)*Atotal).
  • 全データNdailyを平均して,1日あたりのロングエコー数としている.
    : Ndaily:ある1データの1日あたりのロングエコー数
    : Nobs:ある1データの1日の観測ロングエコー数
    : Ntotal:ある1データの1年あたりのロングエコー数
    : Atotal:Ntotalの全データを平均した1年間のロングエコー数