流星を電波を使って解析する流星電波観測

 
   
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こぐま座流星群(Ursids)


 一年の最後を締めくくる主要流星群は,こぐま座流星群。極大日になっても,あまり目立った出現を見せないと思えば,突如として突発出現を見せることもあります。
 電波観測では,通常の活動については検出される年とされない年があり,また観測サイトによっても結構違います.突発出現については,観測することができます.

こぐま座流星群に関する情報

名称(和名) こぐま座流星群
学術名(コード) Ursids (URS)
極大太陽黄経 270°.7
極大時輻射点 赤経 = 217° / 赤緯 = +76°
出現期間 12月17日〜12月26日(極大時刻は年によって違う.観測条件を参照)
性質 極大出現数(ZHR):10,光度比3.0,対地速度: 33km/s
母天体 8P/Tuttle
※和名は国立天文台に準拠
※学術名及びコードは国際天文学連合(IAU)に準拠
※それら以外は注釈がない限り国際流星機構のデータを優先

極大夜の観測条件(2015〜2020年)

12月
JST
極大時刻 月齢 条件
(眼視)
条件
(電波)
コメント
270°.7
2015年 23日11時 12 最良 極大時刻が昼。満月前でもあり電波観測が有効
2016年 22日17時 24 最良 極大時刻からして22日の日没後が条件良
2017年 22日23時 5 最良 月齢条件は問題なし.極大予想時刻前後に注目
2018年 23日06時 16 最良 月齢条件が悪い.月明かりを視野にいれないよう注意
2019年 23日12時 26 最良 月齢条件は問題なし.ただし極大が昼間
2020年 23日18時 8 最良 月齢条件は問題なし.23日日没後に注目
※月齢は12月23日0時頃.時刻はすべて日本時(JST).

こぐま座流星群の歴史

 1449年の中国に記録が存在.日本には1795年に記録があり,1799年にも記録が残っています.1945年にZHR170の突発出現,その後も1981年や1986年,1992年そして直近では2000年に突発出現が観測されています.21世紀に入ってからは目立った出現は捉えられていません.

過去の観測結果

過去の流星電波観測結果による結果を中心に収録しています.
  icon 過去の観測結果

出典

 ・HandBook for Visual Observation (The International Meteor Organization) (1995)
 ・A new Working List of meteor showers (Rainer Arlt et al), WGN 34:3(2006)