流星を電波を使って解析する流星電波観測

 
   
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流星群とは?

 2001年11月に大出現をもたらしたしし座流星群ですが,"しし座流星群"という名前はなぜ付いたのでしょうか。この他にも,8月にはペルセウス座流星群,1月にはしぶんぎ座流星群など,星座名と"流星群"という言葉を組み合わせた言葉が多く使われています。この"流星群"とは一体何なのでしょう。また,どのような規則で,星座名と組み合わせているのでしょうか。

決まった期間に出現する流星群

 流星観測を年間継続すると,ある特定の時期に多くの流星が見られる時期があります。その期間は,場合にもよりますが,だいたい1週間程度で,その1週間でも出現数の増減があり,ピークを迎えて減少するという出現を見ることができます。この流星の活動を"流星群"といいます。その時の流星経路を星図に記入していくと,不思議なことに,流れた方向とは逆方向に延長すると,右図のようにある一点に集中します。言い換えると,その期間は,その一点を中心に四方八方に流れる流星の数が多い期間といえます。この時,この"ある一点"を放射点または輻射点と呼びます(最近は放射点と呼ぶことが多い)。この点がある星座の名前を用いて"流星群"と組み合わせ,○○座流星群と呼びます。右の図は,しし座流星群を示したもので,11月の中旬から下旬にかけて多く出現し,その流星のほとんどがしし座にある一点を中心に四方八方に流れます(なぜ四方八方なのかはこの後説明します)。ちなみにこのページの最後の方で紹介しますが,流星を出現方向とは逆に延長したとき,空のある一点に定まらない場合,それらは「散在流星」と呼ばれ,流星群に属する流星とは区別して扱います。


肉眼で観測される年間の主要流星群リストはこちらのページに示しました。この他にも,1時間あたりの流星数(HR : Hourly Rate)が5個未満の小流星群や,昼間に活動を見せる昼間流星群などがあります。

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