流星を電波を使って解析する流星電波観測

 
   
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みずがめ座δ流星群・やぎ座流星群 観測結果(2006年)

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 2006年は例年通り7月29日(太陽黄経125°)を中心とした活動が見られています.極大値も例年並で特別に変わった活動はありません.ただし,極大前の太陽黄経122°(7月25日)を中心とする活動が顕著に見えることや,太陽黄経128°(7月31日)付近で流星エコー数減少が下げ止まっているなどの特徴的な活動も見られます.これらの活動は,電波観測の集計をすると少なからず見えている活動プロファイルで,年によってそれが強いのか弱いのかが変わる程度です.
 もう一点,みずがめ座δ流星群・やぎ座流星群とは関係ありませんが,太陽黄経136°付近の活動もざわめいており,この年については,これはペルセウス座流星群の立ち上がりだと推測できます.グラフ上毎年の結果を太陽黄経137°で切っていますが,集計自体はもう少し長くされており,年によってペルセウス座流星群のはじまりを捉えている年もあります.電波観測では,7月20日からほとんどとぎれなくペルセウス座流星群まで賑やかな活動を見せていることもわかります.
 (通常の解析では,解析日前2週間を使用するため,みずがめ座δ流星群・やぎ座流星群の活動によってペルセウス座流星群の活動開始時期が極端にマイナスに振れます.今回は7月上旬の2週間をずっと通常レベルとして採用していますので,このような活動が見られています)

世界観測結果統合グラフ

ピーク構造

Time(UT) Solar Long. Activity Level
Jul. 24 17h 121°.584 2.62 ± 0.91
Jul. 28 15h 125°.331 4.81 ± 0.38

流星群活動推定構造

Trail-No. Peak Time(UT) Solar Long. A(max) FWHM(hr)
C06T1 Jul. 24 18h30m 121°.63 1.0 -30.0/+12.0
C06T2 Jul. 28 12h30m 125°.22 4.0 -54.0/+60.0
C06T3 Aug.01 18h30m 129°.28 1.5 -36.0/+60.0

Parameter

  • Radiant : α = 339°, δ = -16°
  • Radian Elevation : 15° < h < 80°
  • Using data within ± 0.70 σ in all observed data.

Reference

  • Structure of meteor activity is estimated by "Lorentz profile".
  • Observed data provided by RMOJ and RMOB