ここ数年の結果としては,極大が太陽黄経λ⊙=126°.3付近と1日ほど遅い結果となりました.全体的な半値幅や規模は例年並みと思いますが,やや後ろにずれたところがこの年の特徴といえそうです.また,ピーク前の太陽黄経λ⊙=122°.5付近を中心としたなだらかな活動構造も見られており,こちらはC07T1として構成要素を加えました.悩んだのは8月3日(λ⊙=130°.228)付近で突発的に上昇している構造ですが,あまりに短時間ですので,今回は構成要素から除外しました.ただし,活動としては何らかの構成要素をつくることもできます.
世界観測結果統合グラフ
ピーク構造
Time(UT) |
Solar Long. |
Activity Level |
Jul. 25 20h |
122°.420 |
2.63 ± 0.43 |
Jul. 29 23h |
126°.355 |
4.72 ± 0.71 |
Aug. 3 00h |
130°.228 |
3.20 ± 1.12 |
流星群活動推定構造
Trail-No. |
Peak Time(UT) |
Solar Long. |
A(max) |
FWHM(hr) |
C07T1 |
Jul. 26 00h30m |
122°.58 |
1.0 |
-78.0/+24.0 |
C07T2 |
Jul. 30 00h30m |
126°.40 |
3.5 |
-48.0/+66.0 |
Parameter
- Radiant : α = 339°, δ = -16°
- Radian Elevation : 15° < h < 80°
- Using data within ± 0.95 σ in all observed data.
Reference
- Structure of meteor activity is estimated by “Lorentz profile”.
- Observed data provided by RMOJ and RMOB