2009年こぐま座流星群 電波観測結果

2008年同様,ピーク時刻付近の活動自体は明確だったようです.観測されたピーク値も0.8付近と,通常値の+1σを超えており,前後数時間にわたって活動が観測されました.ピーク後のActivityLevelが全体的にマイナスに振れているのは,おそらく通常値に使用しているデータが12月初旬及び12月末であり,そのころの活動レベルに依存しているものと思われます.したがって,もしかしたら,今回のピーク値はもう少し高いのかもしれません(マイナス側に振られている可能性あり).

世界観測結果統合グラフ

ピーク構造

Time(UT) Solar Long. Activity Level
Dec. 22nd 08h 270°.487 0.77 ± 0.26

流星群活動推定構造

Comp.-No. Peak Time(UT) Solar Long. A(max) FWHM (hr)
URS09C01 Dec. 22nd 09h30m 270°.529 0.6 -4.0 / +2.0

Parameter

  • Radiant : α = 217°, δ = +76°
  • Radian Elevation : 25° < h < 70°
  • Using data within ± 0.75 σ in all observed data.

Reference

  • Structure of meteor activity is estimated by “Lorentz profile”.
  • Observed data provided by RMOJ and RMOB
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