2007年しぶんぎ座流星群 電波観測結果

2007年は太陽黄経283度付近(4日7時~9時JST)でActivity Level値が頭打ちされています.放射点高度が高くなる時間帯に相当するため,天頂効果の影響も考えられますが,抽出データは輻射点高度が高い場合除いているので,どこまでその影響か疑問が残ります.
Lorentz曲線を用いた構造推定では2本の要素を使用し,頭打ちされている部分は,Lorentz曲線に基づき推定しています.2本の推定要素では,ひとつが282度付近から続く活動全体を供給する要素,そしてもうひとつが極大の要素です.推定値からみるとまずまずの活動です

世界観測結果統合グラフ

2007年しぶんぎ座流星群電波観測集計結果

ピーク構造

Time(UT) Solar Long. Activity Level
Jan. 3 21h 283°.025 4.52 ± 0.36
Jan. 4 03h 283°.280 4.64 ± 0.57

流星群活動推定構造

Comp.No. Peak Time(UT) Solar Long. A(max) FWHM(hr)
QUA07C01 Jan. 4 00h00m 283°.14 1.5 -12.0 / +12.0
QUA07C02 Jan. 4 00h30m 283°.158 4.5 -5.0 / +4.0

Parameter

  • Radiant : α = 230°.1, δ = +48°.5
  • Radian Elevation : 20° < h < 70°
  • Using data within ± 0.75 σ in all observed data.

Reference

  • Structure of meteor activity is estimated by “Lorentz profile”.
  • Observed data provided by RMOJ and RMOB
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