2018年しぶんぎ座流星群 電波観測結果

2018年は13カ国41データを集計.結果としては,例年よりも少なめの出現規模でした.2010年2015年と同規模です.活動としては日本時間で3日未明頃から見え始め,3日22時頃から活動レベルが上昇.その後,日本時間では4日7時頃にピークを迎え,日本時間で4日23時頃に終息と,全体では1日間活発な活動を捉えることができました.
 活動推定は,活動規模は例年値よりも低いものの,半値幅は日本時間で4日5:30を中心にピーク前が7時間、後ろが8時間となり,例年とあまり変わらない数値となりました.

世界観測結果統合グラフ

2018年しぶんぎ座流星群電波観測集計結果

ピーク構造

Time(UT) Solar Long. Activity Level
Jan. 3 22h 283°.22 3.58 ± 0.56

流星群活動推定構造

 

Comp.No. Peak Time(UT) Solar Long. A(max) FWHM(hr)
QUA18C01 Jan. 3 20h30m 283°.17 3.0 -7.0 / +8.0

Parameter

  • Radiant : α = 230°.1, δ = +48°.5
  • Radian Elevation : 20° < h < 70°
  • Using data within ± 0.50 σ in all observed data.

Reference

  • Structure of meteor activity is estimated by “Lorentz profile”.
  • Observed data provided by RMOJ and RMOB
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