2016年 4月こと座流星群 電波観測結果

2016年は9カ国19データを使用して集計.活動規模は例年並みですが,データのばらつきも大きく,全体的にエラーバーが大きくなっています.活動の中心は太陽黄経32°.2付近と推測されますが,前後のFWHMは36時間を超えていることから,活動の中心は前後すると思います.太陽黄経31°.6を超えたあたりからは通常値よりは高めの活動が続いており,時々ActivityLevelが1を超える時間帯があったようです.

世界観測結果統合グラフ

2016年4月こと座流星群観測結果

ピーク値

Time(UT) Solar Long. Activity Level
Apr. 21 13h
Apr. 22 14h
31°.65
32°.67
1.1± 0.6
1.1± 0.5

流星群活動推定構造

Comp.No. Peak(UT) Peak(λ) A(max) FWHM(hr)
LYR16C01 Apr. 22 03h30m 32°.22 0.8 -36.0 / +36.0

Parameter

  • Radiant : α = 271°.4, δ = +33°.6
  • Radian Elevation : 20° < h < 80°
  • Using data within ± 0.75 σ in all observed data.

Reference

  • Structure of meteor activity is estimated by “Lorentz profile”.
  • Observed data provided by RMOJ and RMOB
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