2020年みずがめ座η流星群 電波観測結果

2020年は10カ国31データを使用.下のグラフのとおり,例年並みの活動(赤線)を若干上回る活動となったようです.太陽黄経45°.44で観測されているピーク値をサブピーク構造として近似することも可能ですが,アリとするかどうかの判断は難しく,近似すると全体的な近似値精度は悪化するということ,この時間帯のデータはほぼ日本のデータ(海外は1データ※ちょうどアメリカと日本のデータの狭間)となっており,日本時間で6日3時と,輻射点高度が低いことが影響している可能性があることから,公式データとしては1要素のみとしておきます.

世界観測結果統合グラフ

Graph of η-Aquariids

観測されているピーク値

Time(UT) Solar Long. Activity Level
May 5th 18h 45°.438 2.00 ± 0.29

流星群活動推定構造

Comp.No. Peak Time(UT) Solar Long. A(max) FWHM (hr)
EAQ20C01 May 5th 20h30m 45°.52 1.1 -72.0 / +60.0
EAQ20C02 May 10th 15h30m 50°.15 0.5 -15.0 / +28.0

Parameter

  • Radiant : α = 338°, δ = -1°
  • Radiant Drift: Δα = 1°, Δδ = +0°.4
  • Radian Elevation : 15° < h
  • Using data within ± 0.50 σ in all observed data.

Reference

  • Structure of meteor activity is estimated by “Lorentz profile”.
  • Observed data provided by RMOJ and RMOB
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