ペルセウス座流星群観測結果

本ページでは,ペルセウス座流星群について,世界の流星電波観測結果を取りまとめています.(眼視観測の結果ではありませんのでご注意ください)

これまでの観測結果一覧

各年の概要(電波観測結果より)

西暦 データ 概要(時刻はJSTで記載)
2023 世界統合 λ=139°.8付近とλ=140°.8付近にサブピークを観測。
2022 世界統合 λ=140°.2付近,141°.1,141°.5でピーク.通常ピーク後同規模の活動が継続
2021 世界統合 太陽黄経141°.5でActivity Level=3.7の突発を観測.通常ピークは例年より遅め
2020 世界統合 ピークは例年より遅め.太陽黄経140°.8-140°.9付近でサブピークを観測
2019 世界統合 例年よりも弱めの活動.メインピーク前後にサブピークを観測.
2018 世界統合 メインとなるピークの前にサブピーク(太陽黄経139°.7付近)を観測.
2017 世界統合 特別な活動もなく,例年並みの活動.2013年以来と同レベル.
2016 世界統合 予測されていたピークと,メインピークを観測.いずれも活発な活動となった.
2015 世界統合 A(max)が3を超えるのは初めて.構成要素からすると例年並みの活動に+αの活動か.
2014 世界統合 ピークは140°.0付近と例年並み.ただし,活動規模は若干高めか?
2013 世界統合 全体として例年並みの活動で,特にこれといった特徴もない
2012 世界統合 ピーク時刻は例年より若干早いが,全体の活動構造は例年並みの規模と傾向
2011 世界統合 太陽黄経139°.95で極大.2010年よりも活動レベルは高い.推定ZHR96.
2010 世界統合 太陽黄経140°.00で極大.例年並みの活動で,特筆すべき活動はない
2009 世界統合 太陽黄経139°.9と140°.1にピークを持つ2つの構成要素で出現の様子
2008 世界統合 太陽黄経139°.6と140°.6で極大.通常140°.0付近は目立たず
2007 世界統合 140°.2付近を中心に高原状ピーク.A(max)も数値は伸びず
2006 世界統合 140°.05付近で極大.A(max)=1.5.ピークとしては検出される
2005 世界統合 139°.38と140°.2で極大.140°付近は活動度が低い谷間
2004 世界統合 140°を中心としたピークがある.これとは別にLyytinen予報の突発が観測される
2003 世界統合 太陽黄経139°.8で極大.140°.5でもサブピークか?
2002 世界統合 太陽黄経139°.8で極大.140°.8はサブピークか?
2001 世界統合 データ数が少ないためか毎晩日本でピークがおきているように見える.
2000 みさと天文台 13日4:00頃に極大を観測。最大時にHR85。ロングエコーも多く観測された
1999 千種高校 私の最初の電波観測。リスン法で実施。明け方に向けて増えていく様子を捕らえた

過去の平均値

平均グラフ(2001年~2020年平均値)

平均値(例年値)

期間 ピーク(太陽黄経) FWHM 最大ActivityLevel
全期間 λ=139°.95 -0°.65/+0°.70 1.2
2001-2010 λ=140°.00 -0°.65/+0°.55 1.0
2005-2014 λ=140°.00 -0°.70/+0°.65 1.1
2011-2020 λ=139°.95 -0°.65/+0°.80 1.4

眼視観測による結果について

眼視観測の結果については,以下をご参照ください.

流星群の紹介

流星群の紹介およびここ数年の観測条件を紹介しています。