2008年同様,ピーク時刻付近の活動自体は明確だったようです.観測されたピーク値も0.8付近と,通常値の+1σを超えており,前後数時間にわたって活動が観測されました.ピーク後のActivityLevelが全体的にマイナスに振れているのは,おそらく通常値に使用しているデータが12月初旬及び12月末であり,そのころの活動レベルに依存しているものと思われます.したがって,もしかしたら,今回のピーク値はもう少し高いのかもしれません(マイナス側に振られている可能性あり).
世界観測結果統合グラフ
ピーク構造
Time(UT) |
Solar Long. |
Activity Level |
Dec. 22nd 08h |
270°.487 |
0.77 ± 0.26 |
流星群活動推定構造
Comp.-No. |
Peak Time(UT) |
Solar Long. |
A(max) |
FWHM (hr) |
URS09C01 |
Dec. 22nd 09h30m |
270°.529 |
0.6 |
-4.0 / +2.0 |
Parameter
- Radiant : α = 217°, δ = +76°
- Radian Elevation : 25° < h < 70°
- Using data within ± 0.75 σ in all observed data.
Reference
- Structure of meteor activity is estimated by “Lorentz profile”.
- Observed data provided by RMOJ and RMOB