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10月りゅう座流星群(Draconids)

 1998年,日本で多くの流星を見せました。この流星群の歴史は浅く,初期出現は1920年。母彗星が21P/Giacobini-Zinner(周期は6.6年)で,軌道の関係上,13年ごとに好条件となります。1933年や1946年はHR10,000近い流星雨となり,一時は20世紀最大級の流星雨として,その名を世界に広めました。その後1972年に大きな期待が寄せられたものの空振りし,1985年に予期せぬ大出現(ZHR600)を見せました。そして13年後の1998年もZHR800程の出現を見せました。その13年後の2011年にもヨーロッパを中心にZHR300前後の活動が観測されました。
 対地速度が遅くフワッとした流星の印象を受けます。この流星群は,国際流星機構においては,「10月りゅう座流星群(学術名:Draconids)」とされていますが,母天体の名前をとって「ジャコビニ流星群(Giacobinids)」とも呼ばれています。現状では,「10月りゅう座流星群」が正式名称です。

10月りゅう座流星群に関する情報

名称(和名) 10月りゅう座流星群
学術名(コード) Draconids(DRA)
極大太陽黄経 195.4度
極大時輻射点 赤経 = 262度 / 赤緯 = +54度
性質 極大出現数(ZHR):?,光度比2.6,対地速度: 20km/s
母天体 21P/Giacobini-Zinner
出典 国際流星機構

極大夜の観測条件(2012〜2015年)

10月
JST
極大時刻 月齢 条件
(眼視)
条件
(電波)
コメント
195.4
2012年 8日20時 23 最良 夕暮れと未明の活動に注目。電波では十分な輻射点高度で好条件
2013年 9日02時 4 月明かりなく好条件。極大付近に要注意。2011,12年同様に要注意
2014年 9日08時 15 最良 満月のため条件はよくない。電波では好条件下
2015年 9日14時 26 最良 下弦過ぎの月だが、極大が昼間。電波では好条件下

過去の観測結果

過去の流星電波観測結果による結果を中心に収録しています.
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