2023年ふたご座流星群電波観測速報

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世界の流星電波観測データを用いた「2023年ふたご座流星群」の電波観測速報です。流星電波観測国際プロジェクトで用いているActivity Levelと、その値から算出されるZHRrを公開します。

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推定ZHRr

世界のデータによる集計結果(1時間毎:太陽黄経表示)

「ZHRr」は、各観測地のデータを「散在流星」で減算することで増加分を算出し、高度補正して求めています。眼視観測のZHRに相当します。「散在流星」は、11月24~12月7日の14日間のデータを平均して、散在流星の日周変化としています。

なお、本グラフは通常値と観測値との差分が「ふたご座流星群である」という前提を置いています。従って、放射点情報なども、ふたご座流星群の情報を用いていることにご留意ください。2023年は46P/Wirtanen彗星に関連する流星群出現の可能性が発表されていました。そのピークが太陽黄経λ=260°付近と予想されており、実際にこの辺りで突発出現が捉えれらているので、その活動と思いがちですが、あくまで集計の前提はふたご座流星群としているため、必ずしも46P/Wirtanen彗星関連群とは限りません。もちろん、46P/Wirtanen彗星による流星群の可能性もあります。それはそれで別のグラフ等を用いて検証することになります。現在、集計・分析・議論を進めています。新たなことがわかりましたら皆さんにお伝えします。以下のグラフを読むときは本件留意のうえ、ご覧ください。

(補足) 「ZHRr」は、電波観測の結果で中心時刻はn時30分です。
「ZHR(IMO)」は、IMO発表による眼視観測の結果です。

国内だけの集計結果(1時間毎集計)

国内で観測できる時間帯を日本時間で表記しています。

(補足) 「Long」は、20秒以上継続したエコーをZHRに換算して掲載しています。
「ZHR(Japan)」は、国内の眼視観測の結果で内山茂男氏発表のデータを使用しています。
「Radiant elevation」は、国内の平均地点の輻射点高度です。

謝辞(使用データ)

今回は、国内16ヶ所(9観測者)と海外25ヶ所の観測データを集計して作成をしています。
報告ありがとうございました。
多数の観測地点が参加することで、更に精度が向上します。
新規の参加をお待ちしています。データの送り先とご意見は、杉本弘文まで。
(国内観測報告者)
小川 宏、桂 伸夫、狩野 正樹、信太 浩信、坪井 正紀、中村 知弘、原田 稔、藤戸 健司、杉本 弘文

Activity Level Index

流星電波観測国際プロジェクトにおいて,最終結果として採用しているActivity Levelを利用した速報値です.灰色線は過去平均値です.赤点線は、これまでの得られているデータ「Gem2023」から2023年の活動曲線を推測したものです(必ずしもこうなるというわけではありません)。また、青線については、今回12日21時JST頃に見られた増加を一要素として分解したものです。

本件も、推定ZHRr同様通常値と観測値との差分が「ふたご座流星群である」という前提で集計しています。46P/Wirtanen彗星関連群の事もありますが、まずは前提条件を正しくご認識ください。

データはRadio Meteor Observation Bulletin及び国内のデータあわせて13か国33データを用いて集計しています.

ふたご座流星群について

流星群の紹介およびここ数年の観測条件を紹介しています。

免責事項

本ページの情報は、更新日時時点での最新情報です。従って、最終的にはデータが変わることもありますので、予めご了承ください。この他、データの扱いについては「著作権(データ引用)・リンク・個人情報・免責事項の考え方」をご覧ください。

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