2018年は16カ国43データを使用して集計.活動規模は例年並み.推定ピークは太陽黄経32°.86と,ここ数年では最も遅くなっています.ただし,統計上の推測値はこのようになりますが,推定の半値半幅がそれぞれ36時間を超えていることからも,22日~23日はほぼ同規模の活動が続いているため,推定ピーク構造もパラメータは参考程度として扱った方がよいでしょう.ピーク値が観測されている23日0時頃(日本時)に推定ピーク値をもってきても,近似値からすると精度はほぼ同じです.
世界観測結果統合グラフ
ピーク値
Time(UT) |
Solar Long. |
Activity Level |
Apr. 22 15h |
32°.21 |
1.2 ± 0.6 |
流星群活動推定構造
Comp.No. |
Peak(UT) |
Peak(λ⊙) |
A(max) |
FWHM(hr) |
LYR18C01 |
Apr. 23 07h30m |
32°.86 |
0.6 |
-36.0 / +36.0 |
Parameter
- Radiant : α = 271°.4, δ = +33°.6
- Radian Elevation : 20° < h < 80°
- Using data within ± 0.50 σ in all observed data.
Reference
- Structure of meteor activity is estimated by “Lorentz profile”.
- Observed data provided by RMOJ and RMOB